人事評価制度の運用と改善点

セミナーID S2005OK5601
セミナー名 人事評価制度の運用と改善点
日時 2020/05/14 10:00~17:00
内容 人事評価制度は、従業員のモチベーション維持や向上により、企業の業績に寄与するものでなければなりません。その設計、運用においても納得性・公平性が求められ、環境の変化により、常に見直しが必要です。
 本セミナーでは、人事評価の本来の目的に立ち返り、人の動機づけ、人材育成、人材の配置や登用の観点から、制度設計を再構築するための手法やより良い運用のポイントについて、事例を交えながら具体的に解説いたします。また、職務評価(人の評価と仕事の評価)に対する考え方についても解説いたします。

1.人事評価の目的の再確認
(1)人事マネジメントとは
(2)人事マネジメント体系と評価制度
(3)パフォーマンス改善の基本的な考え方
(4)人事マネジメントにおける動機づけの役割
(5)評価目的を再認識する
  ①査定(処遇の決定)
  ②アセスメント
  ③人材開発
(6)査定としての人事評価
(7)絶対評価と相対評価
(8)育成のための人事評価
(9)アセスメントのための人事評価

2.人を動機づけるための評価制度
(1)目標管理制度の考え方
(2)目標設定理論を理解する
(3)目標管理制度を活用するためのポイント
  ・業績評価例
  ・ノーレイティング

3.人を育てるための評価制度
(1)学習が成立する要件と人事評価
(2)トータル人材開発体系とは
(3)コンピテンシーモデル
  ・コンピテンシーモデル策定のフレームワーク
  ・担当職務とコンピテンシーのひもづけ
  ・コンピテンシーデータベースの活用イメージ

4.昇降格への反映とサクセッションプラン
(1)昇格基準作成のポイント
(2)どのような観点で昇降格を行うか
(3)9ボックスによる人材開発状況の把握
(4)サクセッションプランの実施と人材開発パイプラインの状況把握

5.人事評価の運用のポイント
(1)成果主義と人事評価
(2)評価の納得性を高めるために必要な上司の役割
(3)評価の納得性を高めるマネジメントスキル
(4)やる気を損ねる評価

6.職務評価~人の評価と仕事の評価
(1)職務等級・職務給制度の導入
(2)職務等級・職務給設計の手順
(3)職務の洗い出しと職務記述書
(4)職務評価のバリエーション
(5)職務評価の一般的要素
講師 講師名 株式会社寺崎人財総合研究所 代表取締役 寺崎 文勝 氏
プロフィール 早稲田大学第一文学部卒心理学専修。事業会社の人事部門、金融系シンクタンク、会計系コンサルティングファーム等を経て現職。
現在、さまざまな業種における組織人事戦略の策定、人事制度設計を中心としたコンサルティングを手がけ、関与実績は300社を超える。
主な著書に、『実践人事マネジメント改革』『職務基準の人事制度』『人事マネジメント基礎講座』(労務行政)『キャリアの取説』(日本経済新聞出版社)『人事マネジャーの仕事』(日本能率協会)他多数。
対象 管理職・人事スタッフ
分野 人事
会場 沖縄産業支援センター (会場は当日電光掲示板にてお知らせします。)
沖縄県那覇市字小禄1831番地1
受講料(※会員以外) 会員企業様:無料
非会員企業様:¥15,000(税抜)
特記事項 開場は、セミナー開始20分前になります。参加の際は、名刺をご持参下さい。
  • 当セミナーは終了いたしました。